たかぎとしこのブログ

 節分の豆まき、立春、2週間後には草木が芽吹き始める雨水もすぎました。昨日は月1回の<詩音・わらべうた広場>の定例会でした。今回も色々異なる現場で実践されている会員の方々勢ぞろいで、夕方までたっぷり学びあいました。会は毎回予めお願いしている「おみやげわらべうた」を、遊ぶことから始まります。今回は「好きな〝竹の子のうた″は?」で出てきた4つの竹の子のうたから始めました。次は最近のわらべうた実践エピソードを数人の方に話してもらいました。今回は「♪どんどんばし」ってどんな橋かな?で盛り上がりました。「絵本」の活用の仕方にも話しが及びました。次の方は「♪まーがんこ」で指や腕をさすってもらう心地よさを、園から保護者に伝えてもらい、実際に家庭で母子がぬくもりあったという後日談が聞けて嬉しかったと伝えて下さいました。私も彼女の発想と行動力に感動しました。そのうたに対しての迷いがとれ、目の前の子どもにこう届けたいという信念が持てたとき、うたは気持ちとともに必ず相手に通ずるものということを確認しあうことができました。 花粉症の方、どうぞご自愛ください! (たかぎとしこ)

新年の歌会始めならぬ<詩音>わらべうた始め会がありました。やむなく欠席の方やインフルエンザらしき発熱で参加できなかった方々の残念を思いつつ、少し前まで童女だった(?)私たちは今回も知恵を出し合い、一つひとつのうたに潜むどきどきわくわくを見つけ身を任せて遊びました。この会に何か正解を求めるのではなく、その場でいつのまにか夢中でうたい遊ぶ体験が、参加者それぞれが抱いている問題意識に、「♪どうどうめぐり」の″かっちんこ″のように光明がさし、一歩前進のヒントとなったらどんなに嬉しいでしょう。 一人で楽譜とにらめっこしどんなに考え込んでも解けない謎も、仲間の実体験を聞かせてもらったとたん、空をおおっていた雨雲がすうーっと消えてお日様が顔を出すように、「それ納得!!」の大歓声となったりします。「♪おおさむこさむ」、「♪雪は一升」、「♪まーがんこ」「♪上みればむしこ」など学び合いました。参加者の義母さんエピソードも仲間入りし、幼少期の ″つらら″遊びの思い出話しで盛り上がり、心身ともに温まった「新年わらべうた始め会」となりました。(たかぎとしこ) 

 ♪うえ見れば虫こ なが見れば綿(わだ)こ した見れば雪(ゆぎ)こ [岩手]   昨年末12月28日朝のことです。いつものように居間兼寝室のカーテンを開けたとき、目の前の原っぱやまわりの住宅も一面真っ白な雪でおおわれていました。人々がまだ眠っている明け方から、雪が降っていたのでしょうか。一昨年より二十日ほど遅い初雪でした! 墨絵のような清澄な雪景色が私はとても好きです。しばらく窓越しに舞い降る雪を眺めていましたが、外に出て手足でその冷たさに触れることもないまま、気がつけばもう道も空き地も家々もいつもの風景に戻っていました。日本人は大昔から雪景色を愛でてきました。今日愛唱される「♪ゆきやこんこん」にいたる1000年も昔から、雪は和歌や歌謡にうたわれてきました。わらべうたにも雪のうたが沢山あります。凧あげをして身体が暖まったら、雪合戦やそり滑りもしたいですね。手がかじかんだら火鉢でせんべいやお餅を焼いたり、、、とメドレーのようにわらべうたが押し寄せてきます。皆さんはどんなうたが浮かんできますか。
♪いのこ いのこ 新年の亥のこ 鶴や亀やが 舞いさがれ  2019年があけ、干支もイヌ(戌)からイノシシ(亥)にバトンタッチされました。まもなく5月には元号も代わるはずですが、平成から受け継ぐのはどんな新元号でしょう。その日まで国民のだれにも知らされないビッグシークレットであり、ビッグミステリーですね!?  それはともあれ、猪突猛進のイノシシは、遊びだしたらいつまでもずーっと遊んでいたい子どもたちにはぴったりの守護神(動物)かもしれませんね。 本年も<詩音・わらべうた広場>では自然と生活に密着し、時空を越えて人々の体と心を旅して伝承されてきたわらべうたの生命力の源(みなもと)や、うたに込められた子どものどきどきわくわくがどこに在るかなどに想いを寄せ合い、うたい遊んでいきたいと思っています。皆様の感想などもお寄せくだされば、<広場>のにぎわいが増し、活気もいっそう高まることでしょう。どうぞよろしくお願いいたします。

2018年も残り少なくなり、寒さも本番となりました。今年の日本列島は、大自然が ごきげんを損ねたように大暴れして、日本中にじんだいな災害をもたらしました。被 災し打ちのめされたまま、まだ立ち上がれない方たちもいらっしゃいます。そんな方々 の上にも温かい年越し&新年がもたらされますように! ♪雪やこんこん あられやこんこん どこで年をとろうか さかきの下で すここんこんや  (天の神様が守ってくださるから大丈夫!) ♪正月どこにだ くりくり山の かげにだ みやげぁなんだ 小豆もちこの きりもちこ 白いもちこの きりもちこ(なんたってお餅がいいね) ♪たぬきさんたぬきさん 火をひとつかしとくれ、、、火はここにビ~コ ビコ!   (焼いたお餅もおいしいね) 新元号となる2019年が、皆さまにとって健康で明るい年になりますように!(たかぎ)
わらべうたには、寒い冬に身体があったまるような遊びうたがたくさんありますね。 『♪おしくらまんじゅうおされてなくな』湯気のたっているようなほかほかまんじゅう、 つぶしたら大変ですね。『♪せりせりごんぼ ごんぼたいて煮しめ』は大鍋に野菜のごった煮でしょうか。おせちのお煮しめ作りはたいへんですよね。これも押し合い遊びですよ。 『♪ゆきは一升(いっしょう) あられは五合(ごんごう)』雪合戦するならこの歌で。子どもは寒くても、雪がいっぱいふってほしいのです。雪玉つくってぶつけ合いっこできるものね。 稲刈りを終えた田んぼのうたに『♪なびゃ大きぐなーれ すりばちゃちっちゃぐな~れ』があります。一年がかりで育てた稲を無事刈り終えた田んぼは、次に子どもたちの遊び場となります。大人が神聖な場を次世代の子どもたちに明け渡す瞬間でもあります。新聞の読者欄に、80歳現役農婦人が投稿した作文で、彼女の〝田んぼ″に馳せる思いに感動し、このうたの謎がとけた私でした。
秋晴れの行楽日和に、奈良県と広島県から3名の方が初参加して下さいました。 ◆″たべものづくし″でおもてなし!『まずは両手のお皿に、いろんな団子をのせていくね』♪だんご だんご だんご (きなこ、あんこ) ♪いちじくにんじん~~ごぼうでホイ ♪いもの煮たの さんまの塩焼き ごぼうの蒸したの~~きゅうり とうなす ♪せりせりごんぼ ごんぼたいて煮しめ 『今夜はおでんにしよう』♪大根かぶらの 人参のホイ(たまご、がんも、こんにゃく)『食べ物は元気のもと、まだまだいっぱいあるからさがしてね』 ◆『寒くなると火がほしくなるね』♪たぬきさん たぬきさん 火を一つかしとくれ ~~ ♪火もろ ひもろ 火はどこどこよ~~ ♪火をごせごせな 火はないないない~~『火をもらってくるのは大変、大事につかおうね』 ◆『もうすぐ亥の子祭。豊作を感謝し、お餅もつきましょう』♪亥の子いのこ 亥の子もちついて はんじょうせ 繁盛せ ♪亥の子のぼたもち祝いましょ 一つや二つでまだたらん~~倉に千石積むように 『西日本には亥の子のうたがまだたくさんありますよ』ではまた。 火の用心 カチカチ!

産院に力強い産声をひびかせた2歳の女児の声帯は健在で、3分に1回は「ゲラゲラ!」と大歓声をあげ周りの誰もがつられて笑いたくなります。両腕で机をつかみ身体を足の先まで伸ばししならせて「これへびさんだよ」と得意顔に。また5歳の兄の口ぐせはなぜか「想像してみて!」です。お話し・お絵かき・ブロック・楽器遊び、どれもオリジナルでなりきって表現します。「自動で走る列車はいや、速さは自分できめたい」と止めに行き、水槽の前で「きれいな水の音だね」と聞き入り、太鼓やウクレレなどで自在に遊びます。最近は料理する母の包丁の音とセッションもするそうです。演奏の最後に必ずあるキメ方がとても面白いです。来春中学生になる一番つきあいの長い大阪の孫もふくめ、みんな音楽やわらべうたが大好きです。 「♪このこどこのこ かっちんこ」は、孫に対しては「このこどこのこ、どこからきたの!」ですが、祖母にとっては「わたしどこのこ、どこえいくの!」が50年目に加わりました。
「このこ どこのこ ど~このこ」上から下から声にだして読んでみて。ほらね! やっと大地も人も猛暑から解放され、空は高く青く木々は紅葉し、実り豊かな秋と なりました。日の暮れも日ごとに早くなり、やがて虫の音にかわり北風ぴゅーぴゅー の震える寒さが出番を待っているのでしょう。時はとどまることなく流れているの ですね。 10月早々に大阪の長女、1週間後に東京の二女のところに出かけました。大阪には 6年生の男の子、東京には5歳の兄と2歳の妹がいます。彼ら3人は私の孫たちです。 たまにしか会えないので再会するときはお互いのテンションがかなり上がっています。生まれてきてまだ間もない幼い子どもたちの前途洋洋の人生に比し、終着駅がちらちら見え隠れしているような祖母との交流の面白さはどこにあるのかしら、とあらためて思った今回の旅でした。
「すすきを飾り、お団子やくだものをお供えして お月見をしましょう」 ♪おさらに おはしに ぼたもち だんご(お月見だんご)♪だんご だんご だんご (お月見だんご、真っ白だんご 等々) 「24日の十五夜さんは、まんまるで、光が透きとおるように明るかったね」 ♪うさぎうさぎ なにみてはねる 十五夜おつきさま みてはーねる  ぴょん ぴょん ぴょん 「月にはうさぎさんがいるんだって。いっしょにはねて遊ぼう」 ♪十五夜のおつきさんな 松のかげ  まつからさされて ささのかげ  ささよーい あずきさっさ めーさっさ  とったが りっかんしょ 「ほら、お供えのお団子をとりに、子どもたちがきているよ。子どもは神様のおつかいだから、今夜はどこの家も、お供えをとっていってほしいのだって」 ♪お月様えらいの かがみのようになったり くしのようになったり はる なつ あき ふゆ 日本中を てらす 「お月さまって ほんとうにえらいね すごいね!」 ♪チンチロリン チンチロリン 肩させ すそさせ さむさがくるぞ  チンチロリン チンチロリン 「もうすぐ寒い冬がくるね」  (たかぎとしこ)

さらに表示する